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折り紙キャラバン隊:指先から、笑顔を。
〜折り紙書籍寄付のお願い〜

※寄付の受付は終了しました。
おかげさまで沢山の書籍とおりがみが集まり、被災地の方々に喜んでいただくことができました。
(2013/10)

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、東北地方を中心に深刻な被害をもたらしていることを日々のニュースは伝えています。物質的な被害はもとより、長引く避難生活やなかなか捗らない復興活動は、被災した人々の心に暗い影を落としています。

折り紙人としてこの状況に何かできることはないか。震災が発生したところから、ニュースを見ながらずっと考えてきました。折り紙は、友人であった故マイケル・シャル氏が「Origami is for anyone, anywhere... anytime!」と言ったように、紙さえあれば、いつでも・だれでも・どこでも楽しむことができます。この特長は、今のような状況に役立つのではないか。被災した子どもたちに、折り紙を届けて伝えて、そこで笑顔が生まれたら、それは心のケアにもなるのではないか──。

早速、折り紙メーカーと出版社へ連絡を取り、各社の賛同を得て、折り紙用紙と折り紙書籍を提供して頂けることとなりました。これらを持って、私自身が被災した幼稚園や保育園、避難所などを回り、折り紙の本と紙を届けようと思います。名付けて「折り紙キャラバン隊」です。


ここで皆様にお願いがあります。

お手持ちの折り紙の本で、不用になったものがありましたら、この「折り紙キャラバン隊」に寄付して頂けないでしょうか。使える状態のものであれば新旧・種類は問いません。1冊でも2冊でも結構です。お持ちでしたら是非送って頂きたいのです。それを持って被災地へ行き、希望される施設等へ寄贈してきたいと考えています。


まだ行動を起こしたばかりで、詳細なスケジュールは決めていません。一度に沢山の場所へは行けませんから、何回かに分けることになると思います。初回は、4月中旬頃、仙台在住のJOAS会員からの情報を得て、仙台方面に向かう予定です。経験を積んで、少しでも多くの被災地を回りたいと思っています。

もし、このプロジェクトに賛同して、お手伝い頂けるという方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。また、被災地に於ける幼稚園、保育園の情報等も求めています。

 どうぞよろしくお願いします。

折紙作家 山口真
(2011/03/30)


※寄付の受付は終了しました。
おかげさまで沢山の書籍とおりがみが集まり、被災地の方々に喜んでいただくことができました。

(2013/10)


(2011/04/07追記)
書籍に加えて折り紙用紙の寄付も受付開始しました。
使わない折り紙用紙をお送りください。
※未開封、又はそれに準じる、使っていない状態の用紙に限らせて頂きます。
送付先は書籍と同様です。

(2011/04/07追記)
4月6日現在、1000冊を超える書籍が集まっています。
寄付して下さった皆様に心より感謝申し上げます。
中には、書籍と一緒に寄付金を同封して送って下さった方もいらっしゃいます。
こちらは、現地で使用する折り紙用紙の購入に充てさせて頂きます。
本当にありがとうございます。

(2011/04/08追記)
第一回目の行き先が決まりました。
4月15日〜18日、仙台市を訪問します。
沢山の場所は回れないかもしれませんが、寄付をして頂いた皆さんの心を
届け、折り紙で笑顔を広げたいと思っています。

(2011/04/11追記)
4月9日〜11日、ボランティアスタッフによって書籍の仕分け作業が行われました。
本を送って下さった方には、メール又はハガキにて御礼のお返事をお送りしました。
雑誌『折紙探偵団』及びこのサイトを見て、送って頂いた本は917冊(4月11日現在)、
出版社からの贈呈本は484冊でした。皆様のご協力に心から御礼申し上げます。

(2011/04/18追記)
4月15日〜18日をかけて、最初の活動として宮城県の避難所に折り紙を届けてきました。
東京を15日に3人で出発し、仙台で7人のメンバーと合流。
16日、17日の2日間、10人で車2台を使い9カ所の避難所をまわりました。
詳細は近日中に報告させて頂きます。

第一回 折り紙キャラバン隊写真

折り紙キャラバン隊
第一回折り紙キャラバン隊のメンバー。

(2011/04/24追記)
各地から寄せられた寄付金の合計が「107,213円」になりました。
中には、紙を購入するためではなく、ボランティアの食事等に利用してほしいという方もいらっしゃいました。

海外からの寄付も頂いています
Great news to hear of your success! We were able to raise over $700 so far from donations at the San Francisco Cherry Blossom Festival.
アメリカ・サンフランシスコから、現地で行われた「さくら祭り」で700ドル以上の寄付金を集めることに成功し、また今後も活動を続けていくそうです。

第二回目の活動は、2011年5月1日-4日に、気仙沼小学校、他避難所をまわりました。
第二回 活動報告

第三回目の活動は、2011年10月11日-12日に、宮城県岩沼市立玉浦小学校と、宮城県亘理町立荒浜小学校を訪れました。
第三回 活動写真
今回はJOASメンバーである小方弘巳氏にも同行して頂きました。

第四回目の活動は、2012年8月14日-15日に、外国人14名を同行して女川、七ヶ浜の仮設住宅を訪れました。
第四回 活動写真

寄贈書籍の総数が1700冊以上になりました。
寄付して下さった皆様に心より感謝申し上げます。
書籍の中に活動の援助として寄付金を同封して送って下さった方もいらっしゃいます。
こちらは、現地で使用する折り紙用紙の購入に充てさせて頂きます。

各地から寄せられた寄付金の合計が「133,713円」になりました。
中には、紙を購入するためではなく、ボランティアの食事等に利用してほしいという方もいらっしゃいました。

また、おりがみはうすオンラインショップの売上からの義援金は計270名様のご購入により「86,466円」となりました。
ご協力ありがとうございました。

アメリカSFで行われた折り紙のイベント等で集まった義援金「1,842ドル」を預かりました。
韓国折紙協会から「100,000円」を預かりました。
アメリカNYコンベンションの参加者より「1,300ドル」以上の義援金を預かりました。

全て義援金は、あしなが育英会の「東日本大震災・津波遺児支援」へ募金しました。


※寄付の受付は終了しました。
おかげさまで沢山の書籍とおりがみが集まり、被災地の方々に喜んでいただくことができました。
(2013/10)

協賛:クラサワ、ショウワグリム、トーヨー、(以上折り紙メーカー)
   ナツメ社、主婦と生活社、西東社、ポプラ社(以上出版社)
深刻な紙不足の中、ご提供を頂きましたメーカーの皆様に厚く御礼申し上げます。



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